概要

フレッツ光では OpenSSH が設定する DSCP 値の関係で SSH のパケットが NGN 網で捨てられてしまう問題が発生します12。端的にはこの記事の指摘通り ssh_config を以下のように修正すれば解決できます。

Host foo.example.com
    HostName  foo.example.com
    IPQoS     0x00

しかしながら、このような設定はルーター側で設定しておいたほうがクライアント側の設定が少なくて済むので楽です。今回は EdgeRouter X のファイアウォール機能を使って、ルーターにやってきた SSH のパケットの DSCP 値を変更するように設定してみます。

環境

モデル

EdgeRouter X 5-Port

EdgeOS

v1.10.9

Linux

ubnt 3.10.107-UBNT

手順

CLI からファイアウォールの設定を行います。
アドレスやポート番号等は適宜読み替えてください。

Vim の小ネタです。
Markdown では改行を行末に半角スペースを 2 つ並べて表しますが、エディター上で改行かどうかが見つけにくくなります。

そこで Vim の conceal1 機能を活用してちょっとだけ見つけやすくしてみます。
ハイライトも設定できるので通常よりは分かりやすくなるはずです!

markdown line break

設定例

after/syntax/markdown.vim2 などで次のように syntax の設定を追加します。ccharconceal 部分に表示される文字です。

syntax match markdownLineBreak /\s\s$/ conceal cchar=setlocal concealcursor=nvic
setlocal conceallevel=1

もし bronson/vim-trailing-whitespace のような行末の空白をハイライトするプラグインを入れている場合は一緒に無効化しておくと良いかもしれません。

let g:extra_whitespace_ignored_filetypes = [
      \   'markdown',
      \ ]

脚注

概要

EdgeRouter X にはビルトインの DDNS 機能1が搭載されていますがドキュメントは具体的な設定例を掲載していません。設定を調整してみたところ EdgeRouter でも Cloudflare の DNS サーバーの AAAA レコードが自動更新されるような設定ができたのでご紹介します。

環境

モデル

EdgeRouter X 5-Port

EdgeOS

v1.10.9

Linux

ubnt 3.10.107-UBNT

ddclient

v3.8.3

libio-socket-inet6-perl

v2.69-2

事前準備(+ファームウェアのアップデート時の作業)

EdgeRouter に搭載されている DDNS クライアントは ddclient です。
EdgeOS v1.x では IPv6 サポートのためには Perl ライブラリーである IO::Socket:INET6 のインストールが必要で、事前準備のほかファームウェアのアップデートの際にも以下を実行する必要があります。

うわっ……

SSD の容量とかスペックが足りなくなってきたのでスケールアップしてみました。 /home に 30 GB くらいあてられたので一生大丈夫(適当)。

手順

  1. コントロールパネルで涙を流す vps scale up
  2. CentOS7.2 | さくらの VPS ドキュメント を読む
  3. 祈りながら再起動する

メモ

fdisk はパーティションテーブルが GPT だと使えないので代わりに gdisk を使う。