開発環境の構築

PSP プログラミング    2014年10月10日

実際にコードを書く前に、まずは開発に必要なツールを準備します。書いたコードを PSP が実行できる形式に変換するソフトウェアとして、コンパイラーなどが必要になります。現在では、有志により PSP 専用の開発ツール群である psptoolchain が用意されており、一般的には psptoolchain またはその移植版を使用するのが主流です。使用している OS に合った開発環境をセットアップしてください。

psptoolchain

UNIX 系 OS 用の PSP 開発ツール群を自動構成するスクリプトで、このスクリプトないしはその移植版が PSP 開発においては広く利用されています。コンパイラーとして psp-gcc をインストールするほか、PSPSDK と各種ライブラリ群も自動でセットアップされます。

Linux や macOS 上で開発する場合はこのツールを使用してください。

Minimalist PSPSDK

psptoolchain で構成される環境を Windows に移植したソフトウェアです。

Windows 上で開発する場合はこのツールか次の devkitPro を使用してください。

devkitPro

psptoolchain で構成される環境を Windows に移植したソフトウェアを含むツール群です。devkitPro は Wii や DS、ゲームボーイアドバンスなどの自作ソフトのための開発環境で、PSP 用がこのツールに含まれています。

Windows 上で開発する場合はこのツールか前の Minimalist PSPSDK を使用してください。

PS2dev & outpatch & elf2pbp3

PlayStation 2 の開発環境を利用して PSP の開発を行うツール群です。PlayStation 2 用の実行ファイルを outpatch を用いて PSP 用に変換し、それを elf2pbp3 で実行ファイルに変換します。SDK が付属していないため、API 定義が必要になるほか、現在ではファイルの入手が困難なためオススメできません。PSP 開発の黎明期に利用されていたツールで、現在ではほとんど利用されていません。

通常は psptoolchain、Minimalist PSPSDK、devkitPro のどれかを選択してください。

PSPLINK

作成したプログラムを効率的にデバッグするためのツールです。